小牧:桃花台線再建計画、黒字予測から一転、廃線に - 渡辺ひでと公式HP~愛知県清須市から

小牧:桃花台線再建計画、黒字予測から一転、廃線に

以下は、愛知県議会 議事録から

平成16年度 一般会計・特別会計決算特別委員会 本文(要約筆記)

※ この委員会閉会後、担当者が控え室のわたくしのもとを訪れ、
小牧・桃花台線再建計画の再検討を約束しました。

その約1年後、当初は一定期間後に黒字化するとしていた再建計画は、
一転して、桃花台線を廃止にするとしました。
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【渡辺ひでと委員】

決算に関する報告書の12ページ、桃花台新交通株式会社運営資金貸付金について伺う。

地元住民が工夫をしてバスを運行したという例があったが、
行き先はピーチライナーではなく、JRの駅に向かっている。

JRの路線上には、大曽根、千種、金山、名古屋駅があり、当然そちらへ行く人が多いと思う。
そこで、交通費の対比において、そことの競争力について、どのように認識しているのか伺う。

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【交通対策課長】

桃花台線は、上飯田線の開業により格段に便利になったことと運賃の値下げにより、
利便性が高まったと認識しており、40パーセント程度の利用増となっている。

比較であるが、桃花台線経由で栄までは、所要時間47分、普通運賃は770円であり、
トランパス利用が可能となったことにより688円となる。

一方、あおいバス利用で中央線春日井駅経由では、70分、普通運賃720円であり、
トランパス利用では695円程度となる。

時間的にはかなり早くなるし、料金的にはトランパスを使えばほぼ均衡すると考えている。

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【渡辺ひでと委員】

栄までならそうなるが、名古屋駅とかいろいろなアプローチがある中で
そういった客をどれほど見込んで、経営に織り込んでいるのか。

市場性を反映した経営計画になっているかどうかを尋ねている。

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【交通対策課長】

桃花台線の場合、桃花台在住の通勤・通学が大半であるが、一般利用客もいるので、
トランパスを使えるようにしたものである。

昨年の値下げと上飯田連絡線の開通により、物理的には他と同等のところまではきたと思う。
今後は、この浸透を図り、少しでも多くの人に使ってもらえるよう努力していきたい。

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【渡辺ひでと委員】

努力により利用増が見込まれればよいが、
もう少し経営環境を明確にした上で、方向性を定めてほしい。


【所見】
この決算委員会において、赤字が続く小牧・桃花台線の再建計画が示されました。
議会としても、ただそれを追認すればいいというもいのではありません。

疑問点を質しましたが、その結果は「存続」から一転して「廃線」となりました。

役所を当てにしても、安易な存続議論を罪化させただけで、
実社会における住民の行動などをつぶさに分析していませんでした。

議会としての見識が問われるというのは、この一件からも明らかです。

以上

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