がん(悪性新生物)|生活習慣病

がん(悪性新生物)

がん(癌、悪性新生物)

男女計、罹患数の多いがんを表示しました。
以下は、国立研究開発法人 国立がん研究センターによる2016年のがん罹患数予測です。

 

なお、肺がん大腸がん胃がん、膵臓がん、肝臓がんの順に死亡予測されています。

男女計 男性 女性
部位 罹患数 部位 罹患数 部位 罹患数
全がん 1,010,200 全がん 576,000 全がん 434,100
           
大腸 147,200 前立腺 92,600 乳房 90,000
133,900 91,300 大腸 62,500
133,800 90,600 43,200
前立腺 92,600 大腸 84,700 42,600
乳房 90,000 肝臓 29,000 子宮 30,200

注目されるのは男女の罹患数予測の違いです。男性は女性に比べてどうしてこんなに多いのでしょうか。

 

また、死亡数予測では男性 220,300 人、女性 153,700 人と、男性が女性を大きく上回っています。

 

一般に女性のほうが健康への意識が高いといいますが、運動習慣がリスク低減に効果があるといいます。毎日のウォーキングを効果的に取り入れたいものです。

 

大腸(結腸、直腸)がん

大腸がんは、部位によって結腸がんと直腸がんに分けられます。近年増えていて、私のまわりでも親しい知人が抗がん剤治療が始まって、1〜3か月ほどで70歳前後で相次いで亡くなっています。

 

大腸がんは、別の部位であまり見られない特徴として親兄弟親族などの家族歴がリスク要因に見られると指摘されてます。しかしながら、家族などは食生活が似通っていると考えることもできます。

 

精製されたものばかりを食べ、その食品でリスク要因の挙げられる食品群にも大方添加物が入っています。滞留時間が長く体への影響が負担になるのではないでしょうか。

 

個人的には、酵素栄養学ホリスティック栄養学を基本とした食事にあらためて、大腸への負担のない生活を送ることが重要だと考えます。

 

ちなみに、快便はもとより、便の形にも注意を払う。ベストは1本ですっきりちょっと黄土色がかった茶色がいいそうです。わたしは満足な経験は数回しかありませんが、その時の食事は生食が基本でした。

 

もちろん、便秘が続いたり、細切れ便、コロコロ便、水便などはよくありません。

 

胃がん

胃がんは他のがんと同様にはっきりしたことはわかりませんが、胃炎やピロリ菌、喫煙などががんのリスクを高めていることがわかってきています。

 

がんが胃の粘膜・粘膜下層の表面にとどまっているものを早期胃がんといいます。さらに粘膜の下まで進んだものや、さらに胃壁を貫いて外側に至ったものは進行胃がんと呼ばれます。

 

胃の入り口や出口にできた場合を除いて初期には症状がないため、早期発見を困難にしています。胃炎と同じような症状ー痛み・吐き気・嘔吐・食欲不振ーが出てきた場合にはすでに進行して転移がすすんでいることが多いのです。進行胃がんそのものの症状は、胸(みぞおち)の重苦しさ・体重減少などです。

 

早期胃がんの手術による治療の成績は良く、五年生存率は9割以上にもなります。しかし進行がんになると予後はよくありません。上で述べた通り胃がんの初期は自覚症状が無い場合がほとんどですので、内視鏡検査を始めとした検査を受けることがたいへん重要です。目安となるのは40歳。これ以降は定期検診を受けましょう。

 

肺がん

肺がんの最大のリスク要因は、喫煙習慣だといいます。たばこの煙に多くの発がん物質が含まれていて、喫煙によって肺がんリスクが上昇するとされています。

 

肺がんの最大の予防は、たばこを吸わないことです。たばこの発がん物質は、血液に乗ってさまざまな臓器に影響を与えるため、禁煙することによって肺だけでなくさまざまな部位に発生するがんのリスクを下げることができます。

 

今日では、受動喫煙にも配慮することが求められています。予防には果物やカロテノイドを含む食品がおそらく確実とされていますが、β-カロテンについては多すぎても逆効果だといいますから注意が必要です。

 

前立腺がん

前立腺がんは、65歳以上から増えて加齢共に発生率が高くなります。日本を含むアジアでは前立腺がんは少ないといわれていましたが、日本でも近年増加してきているといいます。

 

わたしはデスクワークや加齢とともに大腰筋群などを動かさない生活習慣にあると考えてます。

 

一般に、前立腺がんの確立したリスク要因は、年齢(高齢者)、人種(黒人)、前立腺がんの家族歴とされていますが、日本人の泌尿器専門医が記した著書で「『前立腺肥大症』の人しか『前立腺がん』にならない」と指摘しています。

 

そこで、前立腺肥大症のうちに運動療法で治してしまえばいいのではないでしょか。ちなみに、わたしもかつておしっこの出が悪く、悩みました。

 

乳がん

妻も、妻の長姉も乳がんになりました。周辺にも随分発病された方がいらっしゃいます。

 

授乳は、閉経前・後の乳がんの確実な予防因子でといいますが、母乳の出が悪かったり、多産しない生活が影響しているのでしょうか。

 

様々な疾病にも運動による予防効果が指摘されています。日常生活を送る上でウォーキングなどの運動を心掛け、リスク要因とされるアルコールの過剰摂取を控え、最新の栄養学の基づく食事に切り替えたいものです。

 

子宮がん

子宮がんは、部位によって子宮頸がん、子宮体がん、外陰がん、膣がん、絨毛がんがありますが、発症の多い子宮頸がんと子宮体がんを取り上げます。

子宮頸がん

性行為によって感染するヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus:HPV)の感染が、子宮頸がん、特に扁平上皮がんの確立したリスク要因とされています。子宮頸がん患者の90%以上からHPVが検出されます。HPVには100以上のタイプがありますが、中でもハイリスク・タイプと呼ばれ子宮頸がんの発生と関係が強いHPV16型やHPV18型などで、浸潤(しんじゅん)がんへ進展しやすいことがわかっています。

子宮体がん

子宮体がんは、エストロゲンによって増殖するタイプと、エストロゲンに関係なく発生するタイプに分けられます。

 

リスク要因として、閉経年齢が遅い、出産歴がない、肥満、腫瘍からエストロゲン産生が見られることなどが確立したものとされています。薬剤では、乳がんのホルモン療法に用いられるタモキシフェンや、更年期障害などに対するホルモン補充療法などで用いられるエストロゲン製剤の単独使用などが挙げられます。
これらのリスク要因は、いずれも体内のエストロゲンを高めるものです。逆に、プロゲステロンは予防的に働くことが知られています。
その他のリスク要因として、糖尿病、高血圧、乳がんや大腸がんの家族歴との関連が指摘されています。
予防因子としては身体活動がおそらく確実な要因です。

 

肝臓がん

父は肝がんで亡くなりました。肝硬変からの変質ですが、高齢なのに放置せずに過剰な医療を続けることに意味があったのか未だに疑問です。

 

肝臓がんの約9割が肝細胞がんで肝炎ウイルスの持続感染が重要な要因です。日本では肝細胞がんの90%以上がC型肝炎ウイルスまたはB型肝炎ウイルスの持続感染によると試算されていて、父もC型肝炎に罹患しています。

 

C型、B型の肝炎ウイルスは、日常生活で感染することはまずありませんが、1990年代以前は注射や輸血などの医療行為を介して感染しているおそれがあるといいます。

現在多くの自治体で肝炎の無料検査を行っています。40歳以上の人は自覚症状がなくても、一度肝炎ウイルスの検査を受けておくと安心です。
肝炎ウイルス感染が判明した場合、特に禁煙と節酒を心掛けることが重要です。肥満や運動不足の解消や、血糖コントロールも有効だと考えられます。

 

新たな感染を防ぐには、性行為の際にはコンドームを使用すること、歯ブラシ、カミソリなど他人の血がついている可能性のあるものは共有しないことなどの注意が必要です。

 

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