オンデマンドバスと緊急通報システム

平成25年5月21日 於.三重県玉城町役場

オンデマンドバスの実証実験について調査に伺いました。

バスはもともと高齢者向けの福祉的意味合いも強く、
民間の路線バスが徹底した事による地域の足の確保としての
一般的な過疎地域の高齢者の足という程度だったようです。

つまり、高齢社会にありがちな「足がない」という要望に応えた政策です。

しかし、「からバス」「空気バス」とも呼ばれるほど、乗車率は低かったようです。

そこに東京大学のオンデマンドバスを研究する教授や学生が協力し、
バスに乗りたい人が要望を伝え、その地点にピックアップに向かうシステムを導入。

事前の予約が必要とは言いながら、然程時間的な余裕を必要とはしていません。

さらに、オンデマンドバスの予約もスマートフォンやタッチパネルなどで利用しやすくなっています。

タッチパネルなどは人が多く集まるスーパーや銀行などのような
民間の場所に設置されていて住民の利用環境を意識したものになっています。

住民の生活を意識して取り組むことが重要ですね。

ところで、バスの予約に通信を利用することから政策を連携していました。
高齢者を意識したスマートフォンを活用した「緊急通報システム」です。

スマートフォンの貸し出しもあり、日常は見守りにも活用されています。

tamaki

清須市におけるあしがるバスは、問題点を早くから指摘しましたが、対処方法を全く考えてきませんでした。

「地域公共交通会議」と称されるもののようですが、視点はお役所目線で、
やたら公共施設を巡回する路線ばかりです。

玉城町が心がけたのは住民の視点。
そこが買い物、病院、健康や住民の交流に繋がる政策に発展した要因ではないでしょうか。

失礼ながら担当課長に「誰が考えたの?」と伺いました。
若手の職員が見つけてきたものを取り上げたそうです。
この当たり前が出来ない組織では組織力が向上しません。

小さくても政策面で光るものを持っている町は、そうした発想を活かせる環境にあるようです。