インフルエンザ・ワクチンは打たないで!

10年以上も前になるが、私もインフルエンザ・ワクチンを病院で打ったことがあります。
当時でさえ、何千円もかかった記憶があります。

そこで、この「インフルエンザ・ワクチンを打たないで!」を読んだのは、
かねてワクチンに対する効果を推奨したり、否定したり、薬害を指摘したりする本を読んでいたからです。

著者:母里啓子さんは、元国立公衆衛生院疫学部感染症室長で、
そもそもインフルエンザ・ワクチンは、接種することによる抗体は血液中にはできるが、
咽喉や鼻などの粘膜系にはできないと指摘しています。

日常生活では、当然、口や咽喉から感染するため、
子どもたちの多くがインフルエンザ・ワクチンを打っても感染したというのは、
こうした状況にあるからです。

先日、義妹も自分の子ども、つまり私から見ると甥のことを例に挙げて、
何回もワクチンを打ったのに、その都度感染したといっていました。

しかも自然に感染して出来た抗体は、かなり強力で、
インフルエンザウイルスは常に変異しているのだそうですが、
少々変異してもそれに抵抗力があるのに対して、
ワクチン接種では上記の点などから型が違ったりすると効かないようです。

また、高齢者・乳幼児などの、重症化を防ぐとする説にも「詐欺」だとまで述べています。
重症化といえば、高齢者で心配なのが肺炎、乳幼児ではインフルエンザ脳症ですが、
共にインフルエンザとは別の病気だと指摘しています。

インフルエンザ脳症と呼ばれるのは、たまたまその時に起こったために名付けられたもので、
実際は突発性発疹やはしかなどの他のウイルス感染でも起きるといいます。
しかも、このインフルエンザ脳症が、インフルエンザの時に多いのは日本だけで、
発症後の措置での、簡単に言うと「薬害」が疑われる状況にあるようです。

高齢者での肺炎も、一番多いのは嚥下障害からくるもので、
こうなってしまうのも加齢による筋肉の老化現象の一つです。

本には記されていませんが、私が体験している運動療法では、
多くの嚥下障害の方が、簡単な方法で改善している様子を聞くにつけ、
臓器・器官もすべて筋肉量と関係することが良くわかります。

また、小学校などではインフルエンザが流行すると学級閉鎖などが行われますが、
「不顕性感染」つまり、感染しているにもかかわらず発熱などの
顕著な症状が発症していない状況にある子どもたちは当然に通学しているわけです。

その間に、多くの人にまき散らすことになっているわけで、
むしろインフルエンザに自然感染して強力な抗体を持つことのほうが
長く生き抜いていくうえで、むしろ必要であるようにも読み取りました。

戦後間もない頃のような、栄養事情も悪く、
衛生事情も劣悪な状況でのインフルエンザ流行を考慮しても意味がないといえそうです。

簡単に言えば、ちゃんとした栄養学に基づいた食事で、
適度な運動をこなしていれば、インフルエンザにも感染しにくいし、
他の病気にもなりにくいということのようです。

その意味では、ホリステックな栄養学や酵素栄養学などの
最新情報をしっかりと学ぶ重要性を改めて考えさせる本だといえそうです。

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